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Between the moon and the sun

Auto-Quinaron 35mm F2.8 

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α7(ILCE-7)/ Steinheil München Auto-Quinaron 35mm F2.8(Exakta)

まだ写真機趣味を始めたばかりの頃、もう7-8年前でしょうか、
「スローカメラの休日」というエイから出ていた田村彰英氏の本の中に
New F-1にアダプターを介して、このレンズがつけられている写真がありました。
その造形に見せられて(この組み合わせで撮られた写真はこの本には一枚だけ)、
当時躍起になって探しましたが、全く見つからず、いつしか探していたことも忘れていました。
それがつい最近、レンズの話をいつものようにTwitterでしていた時、
そういえばあれ探していたよなぁ…と当時の熱が再燃。
α7のおかげでエグザクタもフルフレームで使えるようになり、
今回こそは!とあちこち見て回る日々が続きました。そんな床屋の帰り道。

…!?…!?…あった!某老舗クラカメ店のサイトで新着商品に載っているではありませんか。
状態もそれほど悪くなさそうなので、早速メールをおくり、祈るように返信を待ちます。
確保しましたとのことで、早速支払をすませ、待つことしばし。ついに昨日到着しました。
351gとずっしり重いシルバーのバレルに、美しいエメラルドグリーンのリング。
本来のボディーでしか意味のない縮緬塗装の連動パーツ部。あぁこれだー!!
ヘリコイド、絞りともシルキー。一枚目のレンズ裏にコートムラか、
カビ跡のような物がありますが、それ以外はスカッとクリアで問題なさそうです。

見た目で買っていますので、写りは最初から大して期待もしていなかったのですが、
開放から思った以上の写りで嬉しい誤算。憧れていた分のプラシーボ効果でしょうか。
最短撮影距離は有名なFlektogon35mmの最短18cmには及びませんが、
こちらも同じようにバレルがどんどん繰り出される仕様で最短23cm。
最短距離でも十分実用的です。

ただKIPONのEXAKTAアダプターがいけません。エグザクタのマウント自体も
ちょっとなーというのも一因でしょうが、他の物よりガタがひどかったです。
まぁそこは工夫、黒パーとモルトを張り込み、安定した状態になりました。

折角アダプターがあるので同じシリーズのAuto-Quinon 55/1.9や、
オリジナルのREトプコール58/1.4等も機会があればと思っています。



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コメント

超遅レスです

もう4年半も前に書かれたブログなのですね.
私もつい先だって,このレンズを入手しました.
このブログを拝見して買う決心をしたのです.

人気が出てしまったようで,かなり高値(レンズそのものの程度もいいし,フード,ケース付きでだったのですが)で買うことになりました.値引き交渉に応じてもらいましたが,過去の値段がウソのようです.

とても半世紀前のレンズとは思えません.特にカラーの美しさ,フレッシュで透明感のある描写には感激しております.それにアルミ削り出しにグリ-ンの細いリング,まさにドイツの令嬢のようですね.

刺激をありがとうございました.返信ご無用です.

涼涼 #lDv6LxL. | URL | 2018/11/30 23:08 * edit *

こんばんは、ありがとうございます。
このエントリーは妙に力が入っていて
当時の感動を思い出しました。
今は好みが変わってきて超絶高性能レンズ寄りになっていますが、
キナロンは本当に良いレンズだと思いますので、
大事になさってください。

chariot #- | URL | 2018/12/04 22:41 * edit *

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